杉嵜工務店 – ウッドデッキ・ 耐震・制震・リフォームにこだわった家づくり

収納リフォームの相場とポイント【玄関編】

玄関収納リフォームのポイント

玄関収納を使いやすくリフォームする際に気を付けたい、使い勝手や見栄えを左右する重要なポイントがあります。毎日目にする玄関だからこそ、こだわってリフォームしましょう。

ポイント①

玄関収納は靴や傘をしまうことが多いため、雨の日などは濡れたものを収納することになりカビが生えやすい環境になります。
それに加えて自分では気付かないうちに靴の臭いが染みついて、お客様を呼んだ際に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。珪藻土のような湿気やカビに強く防臭効果のある素材を使うことで、雨の続く季節も心配いりません。

ポイント②

玄関は家族全員がほぼ毎日使う場所です。高い位置の吊り戸棚はスペースを有効に活用できてすっきりと見えますが、子どもやご高齢の方にとって使い辛かったり、手が届かない、頭が当たってしまうなど高さに注意する必要があります。
他にも、家族みんなで収納したいものを挙げると想定していたよりもスペースが足りなかったり、逆にそこまで広々としたスペースがいらなかったりします。今しまいたいものだけでなく、今後必要になるものや増えるもののことを考えると、リフォームの理想像が変わることもあります。

 

玄関収納リフォーム相場

 

カウンタータイプ

カウンタータイプは、カウンターの上に物が置ける収納となります。また、高さがなく圧迫感がないので玄関が狭い家に向いています。収納量が最も少ないので、靴が多い方は避けたほうがいいかもしれません。

費用相場:約60,000円〜130,000円

 

壁面収納タイプ

壁面収納は、天井から床まで一面に収納を取り付けるタイプです。高さがある分、収納がたくさんできるので、大家族や物が多い場合に向いています。

デメリットとしては、高さがあるので圧迫感を感じやすい点です。
玄関が広い場合は気にならないですが、少し狭い家では設置前によく考えましょう。

費用相場:約150,000円〜500,000円

 

フロートタイプ

フロートタイプは、壁面収納タイプと似ていますが、異なるところが、床と収納の間に隙間が空いており、間接照明を設置したり、観葉植物を置いたりすることで、おしゃれな玄関を演出することができます。

壁面収納に次ぐ収納量を確保でき、下のスペースが空いているため多少は圧迫感を解消できます。

また、下の空いているスペースに備え付けで間接照明を設置したり、観葉植物を置いたりすることで、おしゃれな玄関を演出することができます

費用相場:約150,000円〜600,000円

 

カウンターと吊り戸棚タイプ

カウンターと上部の吊り戸棚がセットになったタイプです。
収納量も確保したいけど、玄関ディスプレイも楽しみたいという場合におすすめです。
デメリットとしては、上の方は高さがあるので、お子様や女性の方、高齢の方は使いにくいかもしれません。

参考費用:約150,000円〜300,000円

 

シューズクロークタイプ

玄関横のスペースに収納スペースを設けるタイプです。
靴だけでなく自転車やゴルフバックや掃除道具などをしまっておきたいという場合に取り入れる方がいます。

大容量の収納スペースが確保できるのですが、玄関横にその分のスペースが必要な点と、施工費用が高くなる点を確認しておきましょう。

参考費用:約300,000円〜1,000,000円

 

 

玄関は、意外とデッドスペースが多い空間です。そのため、使い方を見直して有効利用することで、収納しきれないと思っていた物もスッキリ収まる場合があります。また、ある程度使える空間が限られている分、費用を抑えたリフォームも成功させやすい箇所です。リフォーム計画の前に、ある程度の予算と使える空間を考えておきましょう。

 

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