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キッチンのシンクの掃除方法

毎日使うキッチンのシンク、こまめに掃除をしているつもりでも気がつくと汚れが目立ってしまっていることはありませんか?今回はキッチンをピカピカに維持するための、シンクの簡単なお手入れ(掃除)方法を一緒に勉強していきましょう。

シンクの汚れの主な種類

シンクの汚れは「水垢」「油汚れ」「石鹸カス」「サビ」の4つが主な原因です。

・水垢
キッチンのシンクや蛇口付近についた白っぽい汚れは水垢です。水道水のミネラル成分が原因で、水分が蒸発しミネラル成分だけが残り水垢となります。

・油汚れ
調理に使った油や、食器に残った油がシンクに付着します。油汚れをそのままにしておくと、簡単には落ちなくなったり、悪臭の原因にもなったりするため注意が必要です。

・石鹸カス
食器用洗剤や石鹸カスは、水道水のカルシウムと混ざった汚れです。白っぽい汚れで、放置をしていると落ちにくくなってしまいます。

・サビ
多くのキッチンに使われているステンレスは、サビがつきにくい材質です。しかし、缶詰などの金属がシンクにうつり、表面がサビてしまうことがあります。また、ステンレスに細かい傷がつき、塩やしょうゆが入り込むとサビがつく可能性があります。

シンクの汚れ別の掃除方法

食品は直接私たちの口に入るため、食品を扱うキッチンはいつも清潔にしたいものです。シンクを清潔に保つには、毎日の掃除がポイントになります。しかし、掃除と言っても、隅々までしっかりする必要はありません。掃除用のスポンジを用意し、台所用洗剤でシンクと排水口を磨くだけです。

すでに蓄積してしまった汚れには、汚れの性質に合った方法で掃除をしましょう。

水垢や石鹸カス

水垢や石鹸カスはアルカリ性ですので、酸性の洗剤を使って掃除をしていきます。特別な洗剤を用意しなくても、酸性のお酢やクエン酸などで代用可能です。酢と水を1:2で混ぜたものや、クエン酸小さじ1に対して水100~200ミリリットルを混ぜたクエン酸水などをスプレーボトルに入れて準備しておきましょう。水垢の気になる部分に直接スプレーしたら1時間ほど放置し、後は食器用スポンジで軽くこすります。

また、石鹸カスには酸性のものもあります。酸性の洗剤で落ちなかったものはアルカリ性の重曹を使って掃除します。シンクを軽く水洗いした後、汚れの気になる部分に直接重曹を振りかけてください。30分ほど放置したら、食器用スポンジで汚れを取り除いていきます。

油汚れ

油汚れは弱アルカリ性の洗剤を使って掃除します。油分が塊になっている場合には、先にヘラなどで取り除いておくと掃除しやすくなります。
落ちにくい油汚れは、重曹よりもアルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダを使ってみましょう。セスキ炭酸ソーダ小さじ1を500ミリリットルの水で溶かし、油汚れのひどい部分に直接スプレーしていきます。30分ほど放置してからスポンジで丁寧に汚れを落としていきましょう。

排水溝のぬめり

排水溝のぬめりには、重曹とお酢を使います。ぬめりの気になる排水溝に重曹1カップをまんべんなく振りかけたら、その上にお酢1/2カップをかけて、さらにその上からお湯1カップをかけます。そのまま30分放置したら、お湯で洗い流しましょう。

 

それでも取れない汚れは?

掃除をしても汚れがキレイにならない時には、掃除専門業者に依頼するという方法もあります。プロの技で気になる汚れをしっかりと取り除いてくれます。

シンクの汚れは衛生面・見た目の問題だけでなく、キッチンの臭いの原因にもなります。毎日の食事を作る場所だからこそ、キッチンのシンクは清潔に保っていたいものですよね。気になるシンクの汚れは上記の内容を参考にしてお手入れ(掃除)をしましょう。

 

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